製作品目
CAST STEEL MATERIAL
鋳鋼素材
木型の製作から最大40Tonまでの炭素鋼や低合金鋼などの鋳鋼品を製造しています。
主に建機部品や鍛圧プレス部品、産業設備部品、製鉄部品、船舶部品など
幅広い分野に携わっています。
鋳造方案設計
鋼種や形状特性を考慮し、良品質・低コストの鋳造方案を設計します。
作成したCADモデルを活用し、凝固や湯流れの過程を解析にて数パターン分析し、最適な鋳造方案を確立させます。
木型製作
鋳造方案から木型を三次元設計し、NC工作機械により製作します。
木型は発泡スチロールを使用した一時型と木材を使用した保存型に対応しています。完成した木型は3Dスキャナにより寸法・形状を確認します。
砂型製作
鋳枠の中に木型や陶管(湯道)を設置し、砂を入れて型を製作します。
鋳込み
70Ton電気炉で溶解し、成分調整と温度管理を行った溶鋼を砂型に流し込み、粗形状の製品を作ります。
整形・仕上げ
粗形状の製品の形を図面どおりに整形し仕上げていきます。
検査・試験
社内設備の発光分光分析装置により成分分析を行い、規格に適合しているかを確認します。
引張試験、衝撃試験、硬さ試験、曲げ試験などの材料試験実施後に材料証明書を作成します。
非破壊検査は有資格者により磁粉探傷検査(MT)および超音波探傷検査(UT)、浸透探傷検査(PT)を行います。